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大島泰毅、60ン歳。 いまだ現役ラガーである。 NZに出かけたと思えば、新潟へ。 「スクールが最優先」といいつつ、 色んなところにラグビーをしに行ってしまう。 写真を撮るときには、 「ニッ」と笑顔でポーズが決められるように、 「イチたすイチは?」なんて聞く。 しかし、過日、何かの機会で集合写真。 撮影者は大島校長。 「じゃあいくよ。イチたすニは?」 「サン!」 「あれ?」 あれ?じゃないですよ校長。 いずれにせよこの想定外の間違いに 「サン」と応えた子ども達は立派だ。 当意即妙。臨機応変。 そうでなくてはラグビーなんてやっていられない。 先日、3年生の試合を見た。 大島校長に幼稚園児時代薫陶を受けた子ども達だ。 よく校長にカンチョーしてたナギがナイスタックル。 これまた「おいナギやめろよ〜」とふり向いた校長に すかさずカンチョーしてたコウタローがビッグゲイン。 タックルと相手のスキをうかがう技術を 彼らはあの場で修得したのだろうか(のワケないか)。 グランドでは幼稚園児を指導。 みずからがグランドに横たわり障害物走をやらせている。 「おいコウタ、踏んじゃえ」 とそれをみていた悪いコーチがそそのかす。 「えへへへ。コウタ、悪い大人のいうことはきくな」 と言い終わるまもなく「ウぇ」とかいいつつ踏まれてしまう。 かくしてグランドには笑いが絶えない。 大島校長は全ての子どもに視線を注いでいる。 本当を言えば物理的にはそれは無理かもしれ。 しかし、そのための努力を決して惜しまない。 偉ぶらず、もっともらしいことを言わず、 温かいまなざしで子ども達をみつめているのである。 大島校長がいる限り、 茅ヶ崎ラグビースクールの平和は保たれるであろう(多分)。 |
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